2月26日、真央ちゃんが世界初のトリプルアクセルを3回決めた日、
にゃん吉は虹の橋を渡りました。
こういうのもなんだけど、毎日病院かよいをして、
にゃん吉の世話をして、
とても充実した毎日だったような気がします。
今は何か気が抜けてしまって
仕事が終わってから何をしていいのか分かりません。
家へ帰るといつも私の布団で、ちゃんと枕をして
ちょこんと顔を出していたにゃん吉が
もういないのかと思うと寂しいですが、
あの治療治療の辛い日々をもう過ごさなくていいのかと思うと
それはそれでよかったのか、とも思います。
毎日しんどかっただろうけれど、本当に呼吸がおかしくなったのは
死ぬほんと10分前くらい前でした。
最後にかかっていたのが、RCサクセションのアルバム「シングルマン」です。
その中の「うわの空」の
君は空を飛んで
僕の町にやってきて
僕と今日まで暮らした
毎日君は空の上
僕の歌など聴くより
君は空を飛ぶのが大好きだった
という歌詞の「君」を「にゃん」に変えて歌ってなでていると
しんどいのに尻尾をパタンパタンとしてくれていました。
そのあとにもう三曲あるのですが、最後のスローバラードの途中で息絶えました。
だから、本当に最後の数分の間だけ苦しかったのだなと思います。
それだけは本当に救われました。
お別れは突然やってきて
すぐにすんでしまった
いつものような何気ない朝は
知らん顔をして
僕を起こした
このアルバムを聴くたびににゃんちゃんを思い出すことでしょう。
2年とちょっとだったけど、とても楽しかったし幸せでした。
にゃんちゃん、また生まれ変わってうちに来てね。
絶対やで。ねえちゃん待ってるよ。